公開: 2020年5月15日
更新: 2020年5月15日
英語のステークホルダーは、「競争」を意味する「ステーク」と、「持っている人」や「支えている人」を意味する「ホルダー」をつなげて作られた、新しい言葉です。普通の意味は、「その競争に関係した人」です。小学校の運動会の徒競走で言えば、競争をする小学生、競争を取り仕切る先生、走る小学生を応援する両親や兄弟などです。
この言葉が、よく使われるのは、国や地方の政府や行政機関が、その予算を使って道路建設などを行う場合などです。この場合、行政機関だけでなく、その道路を使う国民や住民、道路建設を請(う)け負(お)う企業、その企業の従業員、予算を認める議会、道路建設のための敷地(しきち)を売る地主(じぬし)、そして建設される道路の近くに住む人々や、商店街の商店を経営している人達です。